樹種には大きく分けて広葉樹と針葉樹の二種類があります。一般的に広葉樹は堅く傷付きにくい反面、立っていると疲れやすく、板は反りやすく熱伝導率が高いため冷たく感じます。針葉樹は柔らかく、傷付きやすい反面、立っていても疲れにくく、板は反りにくく熱伝導率が低いため温かみを感じます。ヒノキは針葉樹の中では比較的堅い部類で、適度な柔らかさであるといわれています。 「千葉の森の家」では床材は千葉県産材の檜材を標準採用にしています。煙で燻す乾燥処理方法で、無垢本来の持つ、粘りや照りを保ったままの良質な素材になります。檜特有の香りも強く残り、柔らかすぎず、硬すぎず、とてもバランスの良い素材といえます。また、木の持つ精油成分もしっかり残っている為、使い込む程に、艶や照りが出てきます。