「千葉の家」は3つの大きな要素から成り立っています。

  • 千葉という地で建てる設計思想
  • 空間が広がる庭屋一体の設計
  • 普遍性のある和モダンスタイル
高い品質は当然のことながら、“千葉で建てうる意味”を深化させたい。

北は北海道から南は沖縄まで同じ家が提供できるのが大手量産メーカーだとすると、

私たちは「千葉でしか建てられない家」を建てたい。

「千葉の家」とシンボリックな命名をしたのも、私たち自身への自覚を促す意味合いが大きいと思います。

そんな「千葉の家」の根幹を支える商品を7つと、設計方法を3つご紹介いたします。

Consept1

Local material(地域材)

木材主要部分には可能な限り県産材を使用

※現在大型台風等の影響により県産材の安定供給が難しい状態です。ご要望の場合はお問い合わせをお願いします。

安易に安価な外材や他地材ではなく、地元千葉で育成された樹齢60年以上の特A材という良質な材料だけを柱に採用しています。
さらに仕上げの外装材や床材にも千葉の良質な杉材を使用。
家に使われる木材全てを千葉県産材にすることは現状ではかないませんが、出来うる限り地産材を採用し、近い将来には全部の木材を千葉県産材にできるように努めています。
また、天然乾燥と低温乾燥により、本来の無垢素材が持っている粘りと照りの強さと耐久性が優れている点も特徴的です。

 

 

Consept2

Design (外観)

大きく深くかかる二枚の屋根

「家のつくりやうは、夏を旨とすべし」
これは約650年前に兼好法師が徒然草の中での一節です。
心地よい暮らしをするうえで大切なのは自然エネルギーをしっかりと家の内部に取り込む事です。深くシンプルな大屋根デザインをお勧めします。
夏はその日射を防ぎ、冬はその陽を室内に取り入れる事で、心地よい温熱環境を作ります。
また、軒を深くする事で、外壁の劣化にも少ないというデータも出ています。
日本の家は2枚の大きな屋根を深くかぶせる。
シンプルに深くかかる大屋根は流行り廃りとは無縁な、どこか懐かしく、普遍性のある美しい日本家屋であり続けてくれます。

 

Consept3

Texture (質感と景観)

無垢の木と塗り壁の質感

外装には無垢のシダー板張りとアースカラーの塗り壁の2つの素材の組み合わせで作られます。
木の外観は年月と共に退色し「シルバーグレー」、そう木の幹の色に近くなり、廻りの自然、景観と徐々に同化し溶け込んでいきます。
「無垢の木」と「年月」が造り出す美しさがあります。これを私たちは経年美と呼んでいます。経年美を楽しみながら時を経て愛着の湧く家をつくる事が大切だと考えています。
そして最大の利点は自ら手を入れられる事でとても長持ちすると言う点です。
無垢の木と塗り壁のコントラストは流行り廃りもなく、かつ廻りの景色、雑木や植栽に驚くほど馴染みます。
住宅は住む人のものだけではありません。美しい街並みの中の景観をつくる役割がるのだと思います。
決して目立つ家ではないが、何故か佇まいが美しい。そんなデザインを表現しています。

Consept4

Natural material(自然素材)

無添加の素材で心地よい空間を

※現在大型台風等の影響により県産材の安定供給が難しい状態です。ご要望の場合はお問い合わせをお願いします。

「千葉の家」の室内空間には、出来るだけ自然な物を採用します。千葉で育ったヒノキなどの無垢床、100%自然素材の漆喰。
地杉や地松を使った天井材。接着剤、化学溶剤などを極力使わない事で、シックハウスなどを防ぐのは勿論の事、無垢の木が時間と共に艶が出て、変化していく様も、生活と一緒に味わっていただけます。
無垢の木は湿度を吸放出してくれ、また、多孔質うえたくさんの空気を含んでくれます。
また、無垢の木や漆喰の質感は均一な模様ではなく、適度なゆらぎがあります。
その不均一な模様が見るもの安らぎと落ち着きを与えてくれると言います。
仕上げのワックスも蜜蝋素材を選択。お子様が万が一口に入れても安全なものをセレクトしています。

Consept5

Insulation&humidification(断熱と調湿)

最適な温湿度環境を

「千葉の家」で特にこだわっている事は「高い断熱性能」と「高い調湿性」です。
冬室内の暖かい空気が外に逃げていかない、夏暑い日射や熱が室内に入ってこない。これらは、当たり前かもしれませんが、心地よい住環境には必須です。
壁内には木質系断熱材セルロースファイバー+躯体の外に外断熱パネルの2重構造。
そして、外部の塗り壁には最大日射反射率80.6%~ある遮熱塗り壁を採用しています。
三層の断熱構造で室内の温度環境を快適に保ちます。
国の定めている温熱環境(省エネルギー対策等級)も最高値の4を取得しています。
また、千葉は海に囲まれており多湿な地域です。断熱と同時に「調湿性能」も大切になります。木質系断熱材セルロースファイバーと漆喰、そして無垢の素材により湿度の調整を素材自体がしてくれ、一年中、心地よい、温湿度環境をもたらしてくれます。
充填断熱+外張り断熱+遮熱+調湿素材の組み合わせが、日々のランニングコストの軽減も含めて、ここ千葉という地では最も適しています。

Consept6

Maintenance(維持管理)

ローメンテナンスの素材

住宅は建てて終わりではありません。そこから、日々の生活が始まります。また、日々のお手入れも必要になります。
建てた後に全くお手入れが必要のない素材はありません。ですが、お手入れが楽に少なく済む素材と、10年毎に数百万かかる素材があるだけです。
「千葉の家」のメンテナンスの考え方は大きく2つです。

○ 極力メンテナンスが少なくて済む長寿命の材料を使うこと
○ 極力メンテナンスが自分で出来る素材を採用すること。

窯業系のサイディングなどは繋ぎのシーリングの劣化やペンキの脱色で、平均12年に一度180万程度の塗装費がかかります。これでは本末転倒です。
住み始めた後に、出来るだけメンテナンスが済む素材、そして自分でお手入れが出来る素材を積極的に採用するしています。
室内の漆喰や、無垢の床、も実は最もお手入れが楽な素材です。外壁の板張りそして塗り壁、屋根のガルバリウム鋼板、適切なお手入れをすれば70年以上もっているというのも実証済です。
暮らしのメンテナンス表というものを作成しています。こちらを参考にして頂ければと思います。

設計コンセプト

Architect Consept1

Coutyard(箱庭)

箱庭を楽しむ家

「千葉の家」の最もシンボリックな設計コンセプトです。「空間が広がる庭屋一体の設計」。一番の特徴は、このようにリビング、ダイニングでL型に囲むように「箱庭」を設計しています。
そしてそこに、下がり壁無しの大きな引き込みの大開口サッシと格子の目隠し壁を。
こうする事でリビングとデッキ、ダイニングとデッキの境界が曖昧になり、とても広がりがある空間に感じる事が出来ます。また適度なプライベートと適度な広がり。
ナカとソトをつなぐこの第三の場所を私たちは大切な場所と考えています。
晴れた日はデッキでランチを。夏の日には良く冷えたスイカを。
秋の夜長にはデッキで読書を。第2のダイニングのような、リビングのような。

 

Architect Consept2

Migration(回遊)

ストレスフリー

この「千葉の家」では、出来るだけ行き止まりのない回遊動線間取りをお勧めしています。
建築での回遊動線の意味は、「行き止まりのない回れる動線」をあらわします。
行き止まりがないので、その住まいを広く感じます。
また、2方向にいける動線が常にあるので、1つの行為をするのにいくつかの動線があるということでもあります。
あるいは、回遊の「遊」の漢字のように、子供たちにとっては走りまわることができる良い動線になるでしょう。
回遊動線は、できるだけ大きくとることをお勧めします。
小さな動線だとあまり意味がありません。
動線に応じた大きさで、できれば家全体が回遊動線になっていると、楽しく過ごしやすい住まいになります。
是非、あなた様の体感で感じに来て頂ければと思います。

 

Architect Consept3

Natural energy(自然エネルギー)

パッシブデザインハウス

「パッシブ」とは、「アクティブ(能動的)」の対義語で、受動的という意味です。
パッシブデザインとは、エアコンなどの機械を使わず、太陽の光、熱、そして風といった「自然エネルギー」をそのまま受動的に利用して、快適な住まいづくりをしようとする設計思想・設計手法のことを言います。
自然の光や風を上手に活用して室内を冬あたたかく、夏すずしくするため、電気やガスなどへの依存率が減少し、省エネでありながら快適で健康的な暮らしが実現することができます。
快適は“機械”ではなく“設計と建築”でつくる。
冬の日中は、できればエアコンの暖房より陽だまりの暖かさで暮らしたい。
また、さわやかに晴れた日は、家の中を通り抜ける心地よい風があって欲しい。
そんな自然にある快適さを温熱環境づくりや照明の替わりに利用するのがパッシブデザインの原理です。
ここ千葉ならではのパッシブデザインの基本があります。
東と南に太平洋をのぞみ、海に囲まれた千葉ならではの設計手法があります。

 

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