こんにちは、設計部の押谷です。
家を建てるなら、みなさん「こんな内装にしたい」とか「ここは絶対こだわりたい」など、
”目指すイメージ”がありますよね。
でも、いざ家を建てることになった時、
「はたしてそのイメージ通りの家に出来るだろうか?」
「目標イメージがちゃんと担当設計士に伝わるだろうか」
などたくさんの不安もあるでしょう。
イメージは言葉で伝えることが大変難しいと思います。そんな時は写真でお伝えてください。
そこで今回は、インテリアや暮らしの豆知識なんかも交えながら、
僕の好きなイメージを写真でお伝えします。
イチ設計士である私の好みと、言葉や文章だけでは伝わりづらいものを写真でお伝えした時の分かりやすさがお伝えできれば幸いです。
日本でも人気が高い”北欧モノ”。
近年ではスウェーデンの『IKEA』や、フィンランドの『マリメッコ』などの色鮮やかな雑貨・家具が増えてきていますね。
北欧諸国は、『自然豊かで木材に富んでいること』、『年間を通し気温が低く、室内で過ごす時間が多いこと』などの条件が合い、家具やインテリアなどの”暮らし”に関わる分野で発展してきました。
こちらも北欧デザイン。清潔感あふれる雰囲気が素敵ですよね。
『全体を白でまとめることで、わずかな太陽光でも部屋が明るく感じる』
“冬が長く、日が短い北欧”ならではの知恵が込められています。
光と緑、中と外。絶妙な関係性の『中庭』。
メリットはリビングの延長として使用できる点です。
例えば読書、ティータイム、ご近所さんを招いてガーデンパーティ・・・。
子供やペットを遊ばせることも十分に可能でしょう。
在宅勤務の方は、仕事の気分転換に中庭で一息ついてもいいかなと。
コーヒー片手に中庭へ出れば、プライバシーを保ちつつ、外の空気や緑に触れることができるのです。
植物の世話や生長が楽しめるのも嬉しいところ。自然を上手に取り入れられた空間、憧れますね。
みなさん、どんな光が好きですか?
太陽で例えると『春の木漏れ日』、『夏の陽射し』、『秋の日暮れ』、『冬の日なた』など。
光は”量や強さ”によって心や体の動きに影響を与えます。
この環境を室内で簡単に変えられるもの、それが照明。
シーンごとに”照明の置き方”を使い分ければ、暮らしがより豊かになるでしょう。
間接照明は、寝室が特にオススメ。
壁や天井などに光を反射させた穏やかな光は、副交感神経に作用しリラックス状態を作ります。
設置の際に光源(照明)の位置がわからないようにすると、その効果は高まります。
また、陰影がより浮き出るので部屋が広く感じるという効果も。
お店のようなキッチン。パリッとした光で壁が照らされ、立体感がでていますね。
お気に入りの絵などを飾る場合にも、壁を照らす技は最適。
電球はLEDのものを選べば、光に紫外線や赤外線をほぼ含まないので、絵を傷めることなく飾れます。
デザイン性の高い照明器具を部屋のアクセントにしつつ、必要な場所にピンポイントで光を加える。
この照明の使い方は目と光源の距離が近いので、光が直接目に入らないよう注意が必要です。
まだまだお見せしたいところですが、続きはまたの機会にします。
なんとなく私の趣味趣向が分かっていただけたでしょうか。
家づくりの始まりは、イメージをお教えいただくところから。
今回私は記事でお伝えしましたが、写真や雑誌の切り抜き、スマートフォンの画像でも結構です。
さて、今度は藍舎の事務所であなたの『好きなイメージ』をお聞かせください。
施工ギャラリー