2018.10.12
こんにちは、住宅アドバイザーの塩田です。
新築の時はピカピカでも、沢山の思い出と共に時間がすぎると味が出てくるウッドデッキ。
自然のままの経年変化も嫌いではありませんが、でもやっぱり「色鮮やかなウッドデッキは素敵」ですよね。
そこで今回は、築4年、無塗装ウッドデッキを塗装していきたいと思います。
↓ こちらが新築当時のウッドデッキ。
色が明るく木目も分かり、とても綺麗ですね。
↓そして、こちらが現在のウッドデッキ。
見比べると色が違うのがはっきり分かります。
昼間は子供達の遊び場になり、夜は大人の集いの場になるウッドデッキ。
少しでも長く綺麗に保ちたいですよね。
それではさっそく、「ウッドデッキのお手入れ」を紹介します。
ウッドデッキ塗装に必要な道具
・手袋(軍手・ビニール手袋)
・要らないタオル
・ゴーグル
・マスク
・サンダー(本体)
・サンダーのヤスリ
・塗料(浸透性の物がオススメ)
・ハケ
・ローラー
・ローラー用受け皿
・養生マスカー
・養生テープ
ちなみに家にサンダーが無い方。
ご安心ください!
市原の本社スタジオ近くにお住いの方はビバホームさんでレンタルできます。
また皆様お住いの地域でも近隣ホームセンターなどでレンタル可能な場合がございます。
インターネットで『千葉』『レンタル工具』と検索すると、カインズホーム、島忠ホームズ、ロイヤルホームセンター等。
近隣で目にするホームセンターの名前を見つける事ができますので、該当店舗へお問合せをしてみいてはいかがでしょうか?
さて会場は戻り、ビバホームさん。
サンダー本体が1日レンタル477円。
セットするヤスリは付いてないで別途購入が必要です。
サンダーの形に合ったヤスリを選びます。
ヤスリは沢山種類があり、細かい目でもいいと思いますが、今回は粗目60番を選びました。
こちらがレンタルしたサンダー。
使い方も入っているので安心ですね。
準備が整ったら、お手入れ開始です!
最初はウッドデッキのお掃除です。
ウッドデッキの荷物をどかしブラシでゴシゴシ…。
お掃除は水ぶきでも大丈夫ですが、ヤスリがかけにくくなるので水分は十分に乾かしてください。
ウッドデッキの水分が乾いたら、サンダーの出番です。
弊社では、レッドシダーの木をウッドデッキに使用しています。
その為ヤスリをかけると細かい粉が沢山でるので、ゴーグルとマスクをするのがオススメです。
また、ぜんそくをお持ちの方は、予防の為必ず着用してください。
完全防備でサンダーをかけます。
※電源を室内から持ってくる場合は、出てくる粉が室内に入らないように注意してください。
サンダーをかけた部分は表面が整い綺麗になっていきます。
水のシミもサンダーをかけると…
綺麗に無くなりました!
使用中のサンダーは振動が激しいので注意しながら行ってください。
ウッドデッキ全面にサンダーをかけたら出てきた粉を払います。
濡れ雑巾で綺麗にしたら塗料を塗っていきます。
今回は約8帖の大きさで4Lの塗料を準備しました。
壁や板張りに塗料を付けない為に、塗る前には予定外の場所へ塗料がつかない様保護をする「養生」が大切です。
養生マスカーを壁際ギリギリに貼っていきます。
貼った後は、養生マスカーのビニールを伸ばします。
飛ばされないように養生テープでビニールを張り付けます。
※写真は粘着力が普通タイプの養生テープ(緑色)ですが、板張りには粘着力が弱めの養生デープ(ピンク色)がオススメです。
塗る際は板と板の間の隙間も塗ると、仕上がりが綺麗になります。
刷毛は木目にそって塗ると綺麗な仕上がりになります。
壁際や細かな場所はハケで塗り、広い場所はローラーで一気に塗ります。
刷毛で塗るよりはるかに時短です♪
コロコロ一気に塗り進めます。
一面塗り終わりました!
サンダーに比べると早く終わります。
しかし、これはまだ一度塗り。
塗装は二度塗りした方が、綺麗で長持ちするので一度塗りの乾燥を待って2度目の塗装を行いました。
二度塗り完了。
赤みが強くなり、更に明るい色になりました。
ウッドデッキと同じ種類の木に塗り色を重ねてみました。
回数が増えるごとに濃くなってますね!
塗装中、塗料が乾くまでは、塗布し場所がベタベタするのでウッドデッキに乗らないように注意してくださいね。
今回、塗装初心者の塩田と大久保の女性2名で行い、作業時間はほぼ1日かかりました。
午前中にサンダーが終わり水ぶきまで行ったので、お昼の間に乾いて午後はすぐ塗料を塗る事が出来ました。
サンダーをかけるのは初めてでしたが、簡単に使用することが出来ました。
しかし意外と時間が掛かり振動で手が疲れるので、こまめな休憩を忘れずに取ってください。
基本的に5~10年で塗り替えを推奨しているウッドデッキですが、今回は4年で行ってみました。
長持ちさせるにはお手入れは必要なので、経年変化が気になった方はウッドデッキ塗装をしてみてはいかがでしょうか。
秋晴れの日には、気温が30℃を超え、台風を2度も乗り越えて、塗装も馴染んできました。
数年に一度の、家族の行事として楽しみながら、塗装することをおすすめします。
以上『築4年の無塗装ウッドデッキを塗装してみた』でした。
塩田 新菜
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