こんにちは。設計の吉野です。
何度も言うようですが、好きな漫画はスラムダンク。
そして、好きなテレビはスラムダンク。
眩しい 日差しを背に♪
走り出す 街の中♪
たたかれた いつものように肩を♪
この曲を聴いて、桜木花道が手を挙げている姿が思い浮かぶ人に
こう叫びたい!
『君が好きだ』
・・・
お後がよろしいようで・・・。
テレビの下にはテレビボード有り!
日本一の家具職人シリーズ第4弾!
今回はテレビボードを作ってみようと思います!
ハーヒフーヘホー♪
はーじめーるよー♪
ウィキってみました。
・・・!?
緊急事態です。
テレビボードを解説したサイトが一つも見当たりません。
予定では、
テレビの下のボード・・・ウィキペディア参照
みたいなこと書きたかったのですが・・・
ショックです。心の底からショックです。
急遽、先ほどウィキりましたこちらをご紹介しましょう。
『お後がよろしいようで』とはそもそも何なのか?
ウィキってみました。
お話の最後のオチが良かったという事ではなく、次にお話しする方(お後)の準備ができたという意味・・・ウィキペディア参照
だそうです。
これはトリビア(つまらないこと)ではないですよね。
ちょっと勉強になったので、早速書いてしまいました。
テレビボードを作るに当たって、まずは図面を描きました。
その為にネットサーフィンしまくったのですが、合計すると24時間以上は費やしたと思います。
かっこいーのがありすぎて、
「これなんとか作れないかな!」図面を描いては、あきらめて
「この雰囲気なんとか出したいな!」図面を描いては、やっぱちがうなぁ
裏テーマである”TIME IS MONEY!”を忘れてしまっていました。
倉庫にある材料、残された時間。そして、己の力量。
今できる最高傑作を!
なんか、自らハードルを上げちゃいましたか?
私が作ったのは、フツーのテレビの下にあるボードです。
少しフライング気味に切ってしまっていますが、
材料は倉庫にあったウェスタンレッドシダーという材料です。
ウェスタンレッドシダーは一つ一つ色の濃淡が異なるのが特徴です。
この風合いが良いのです。
切ります。
持っている武器は大工さんに借りた木材を90度(大工さんは90度のことを『カネ』と言います)でカットできる定規です。
実は丸ノコも借りてしまいました。
助かります。この人望も己の力量により成せる技。
違うか・・・。
巾の広いウェスタンレッドシダーも切ります。
焦がします。
ボー
ボボー
ボボボー
焦がしました。
焦がした理由は黒に塗装するより、乾くのを待たないでより早く施工できると考えたからです。
また、この色のコントラストも味になると考えました。
しかし、思ったより、時間がかかりました。
忘れちゃいけない”TIME IS MONEY!”です。
でも、実は他にもメリットがあります。
木材を焦がすと、意匠的にも素敵ですが、防腐効果や防火性も高まり、一石二鳥です。
留めます。
ねぇ、見て見て!
立つよ!
自分の技術が向上したのか、大工さんの道具がいいのか、
はたまた無知なる故か。
興奮してしまったので、みんなに報告させてもらいました。
お仕事中失礼しました・・・。
留めます留めます。
裏から留めると表にビスが見えないので、きれいに仕上がります。
ピッピッピ~♪
ベンチ?
ってか、ベンチ?
サンダーで角を丸くし、誰も傷つけないようにします。
もう誰も傷つけまい。
サンダー掛けしたら、焦げ目が薄くなってしまったので、再び燃やします。
夜なので、火が燃えてますね。
よく頑張りました。
ねぇ、小鳥ちゃん?
正面
横
吉野
今回のテレビボードは大変でした。
出来上がってしまえば扉も引き出しもなく、
ただ何の特徴もないテレビボードなのですが、作った本人的には渾身の作品です。
雨の中、よく頑張りました。
よく頑張りました。
施工ギャラリー