こんにちは。
住宅アドバイザーの河野です。
いきなりですが、皆さまはご存知でしょうか?
千葉県は秋の味覚である梨の生産量日本一!
鳥取県で有名になった品種「二十世紀梨」も、発祥元は千葉県だそうです。
山陰地方出身の私は驚きでした。
さらに調べてみると…
なし狩り◎8月18日開園~9月下旬頃(なくなり次第終了)
なんと、今が旬真っ盛り!
と、いうことで久しぶりに千葉県の街を探索へ。
ふなっしー(船橋市×梨)ならぬ、かまたん(鎌ケ谷市×梨)の元へ。
工務部の喜屋武さんと一緒に鎌ヶ谷市へ行ってまいりました。
鎌ヶ谷市「石井テル園」さんに到着。
到着したらまず、「虫よけスプレー」。
レディの必需品でしょうか?と思いますが、おいしい果物の周りには自然に虫が集まります。
それに草木が豊かな場所が多いので、虫に刺されてしまう確率があがってしまいます。
なので虫に刺されやすい方には必須アイテムですね。
しかし、本日は生憎の強風で思わぬ方向に噴射されるばかり。
首をかしげて困る喜屋武さんでした。
さて気を取り直し。
まずは、入園料チェックです!
石井テル園さんの入園料
小学生以上 1,000円
幼児(3~5才)600円
なんと、食べ放題!
別料金にはなりますが、同じ施設、同じ料金で梨狩りもぶどう狩りも楽しめます。
開園時間も am9:30~pm5:00 と、午前の早い時間から楽しめるのも魅力的です。
☆梨狩り用果物ナイフは保証料として別途200円を預け、帰りに返却してくれます。
さっそく受付
「こんにちは~。」
取材交渉も快諾頂きました。
手前のカウンターでは変形の梨が安く売られいます。
今が旬ということもあり、受付付近では丁寧に作業をされている出荷準備が大変忙しそうでした。
受付で料金をお支払いし、果物ナイフ・トレイ・バケツをお借りして園内へ。
いってきます!
なし狩りの品種と食べ頃
非常にわかりやすく、園内には梨の品種と食べごろが明記されたプレートがありました。
本当に沢山の品種がありますね。
少しずつ時期がずれるので、同時に食べられるのは多くても4~5種類くらいのようです。
枝から梨を取るときのコツ
収穫したい梨を決めたら、上の写真のように指先でしっかり掴みます。
そして横に45度傾けるだけで、ポロっと簡単にもぎ取れます。
無理に引っ張ると木を傷つけてしまうとのことで、優しく扱いましょう。
味くらべ
『豊水』
『豊かな水』と書かれる名前の通り、果汁がたっぷりで甘みも抜群です。
見てください、このしたたる水分!
園内にはベンチがあるので座ってゆっくり食べられました。
(ウエットティッシュかタオルがあれば、手をふけるのでお勧めです。)
そうして味わっていると…
『ボトンッ』
樹に実っていた豊水が横に落ちてきました。
駆け寄ると…
これです!!!
『豊水』が、溢れんばかりの水分に耐え切れず、落ちてしまったのですね。
私の動物の勘が働きます。
「これは絶対に美味しいぞ♪」と(笑)
横にいて良かった。
まるでお姫様のような、みずみずしく甘くて優しいお味でした。
次に…
『新星(しんせい)』
モコモコっとした、あまり見たことのない珍しい形です。
こちらはトロピカルな香りのする梨。
くせになりそうです。
他にも『あきひめ』『南水』『幸水』など沢山の種類がありました。
中でも特に女性に人気のある品種は 一番糖度の高い『南水』だそうです。
おいしい梨の見分け方
食べ頃の梨の見分け方を、石井テル園の石井さんに教えていただきました。
食べごろの梨の特徴は、サイズでしょうか?
色でしょうか?
正解は…
サイズはあまり関係ないそうです。
ポイントは 色 。
全体が青みがかっている物より黄土色が強いものがおすすめ。
写真で見ると、左が食べ頃。
特に、お尻のあたりがしっかりと色づいている物を選ぶと良いそうです。
接ぎ木のことも教えていただきました。
ある品種の木に、異なる品種の枝を差し込んでしばらく固定すると、枝がちゃんとつくそうです。
目印として木の幹に色が付けてありました。
そうして、一本の木でいくつもの品種ができるんですね。
ちなみにこの右側の木は、石井さんが生まれたときにお爺ちゃんが植えたので、石井さんと同じ36歳だそうです!
千葉県の梨『味が自慢』の2つの理由
①土壌・気象条件に恵まれた栽培適地であること。
千葉県の肥沃な土壌が梨の樹勢を強く保ち、収穫期に水はけが良いことから、糖度の高いおいしい果実が実るんだそうです。
②江戸時代から続く栽培技術があること。
例えば土づくり。
長い年月をかけて堆肥などの有機質を施用し、樹が健全に育つ土壌を作っているとのこと。
そして、最もおいしい時期を逃さず収穫しています。
滞在時間と食べた数
滞在時間は、約1時間。
その間、2人で6個いただきました。
どの梨も果汁がたっぷりの美味しい果実で、すごくお腹いっぱいになりました!
おまけ
道の真ん中に垂れていたブドウが可愛かったので撮りました。
最初にご紹介しましたが、同じ園でぶどう狩りもできますよ。
食べ放題の梨狩りを愉しんだ後、手洗い場で手を洗わせていいただきお土産を買いました。
タオルがあればこちらで濡らして、おしぼりとして園内を持ち歩けるなと思いました。
そ・し・て。
鎌ヶ谷市といえばコレ!
すぐ近くに鎌ケ谷大仏がありました。
千葉県のがっかりスポットBEST3ということでも話題だそうで、わざわざ東京から仕事帰りに立ち寄る方もいらっしゃり(笑)。
確かに小さくて残念な感じもしますが、しっかり大仏様でしたヨ。
それでも地域の方に沢山愛されている場所なので、名スポットなのですね。
梨園情報
今回取材させていただいたのは、千葉県で人気の『石井テル園』さんです。
(ご案内いただいた石井さんのお爺様の名前がテルさんだそうです。)
◎ 石井テル園
住所/ 千葉県鎌ケ谷市鎌ケ谷7-8-69 (新京成線『鎌ケ谷大仏』駅 徒歩10分)
TEL/ 047-443-1854
HP/ http://www.kamagayasikankounougyoukumiai.info/21teru.htm
料金/ 食べ放題 小学生以上 1,000円、幼児(3~5才)600円
☆果物ナイフは保証料として200円預け、帰りに返却してくれます。
開園時間/ am9:30~pm5:00
◎8月18日開園~9月下旬頃(なくなり次第終了)
梨狩りを終えて
「ぜひ、このシーズンにあと2回、3回行きたい!」と思うくらい美味しかったです。
お話を伺った石井さん。
梨を我が子のように可愛がり、何を質問してもキラキラと教えてくださいました。
手間暇・愛情かけられて、そんな風に育った梨は、そりゃあ美味しいはず!
直接生産者の方のお話を伺えることも、なし狩りの醍醐味だと思いました。
おいしさも倍増です。
梨の美味しいこの季節、皆さん是非ぜひ、足を運んでみてください♪