季節の光を上手にコントロールする『軒』効果

2016.08.23

これから家を建てたいと思っている人。
そんな人に是非とも参考にして欲しいことがあります。

それはズバリ、『軒(のき)』です!

軒というのは屋根の端で、建物の外部に張り出した部分の事。

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意外と見落としがちな部分ですよね。
でもせっかく家を建築するのですから、長い間快適にお住まい頂きたいと考えています。
軒を上手に使って春夏秋冬の光を上手にコントロールできる家造りを目指していきましょう。

さて、この軒を出すことによって得られるメリットはもちろんたくさんありますが、
正直なところ、デメリットの部分もありますので合わせてお話ししていきたいと思います。

“軒”のメリット

軒にこだわってもあまりメリットって生まれなさそう・・・。
そう思われがちですが実はそうではありません!
実際にはさまざまなメリットがあるんです!

・季節ごとの光を調整することが出来る

季節によって太陽の昇る高さ、角度は違います。

千葉県の場合、夏至の時の角度は73°、冬至の時の角度は
軒の出を60センチにすると、(高さ2メートルの開口部の場合)
夏至の正午の直射日光はほとんど入らず、冬至の正午の日光は室内の約3メートル奥まで日が入ってくる計算になります。

・夏は涼しく、冬は暖かく住まうことが出来る

夏の日射は角度がきついので、軒で遮ることが出来ます。
逆に冬の日射は角度が緩いので、室内に日差しが入りやすくなります。
ゆえに軒が無いお家よりも夏は涼しく、冬は暖かくなるので光熱費も助かることでしょう。

 

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・外壁に当たる雨を少なくできる

軒が出ている分、外壁や窓が汚れにくくなります。
外壁や高い位置の窓はなかなか頻繁にお掃除できないですよね。
そのような部分は極力汚さないことに越したことはありません。

 

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・雨天時でも窓を開けることが出来る

雨が降っている時でも、外の空気を入れたいなと思うこと、結構ありますよね。
また、窓を開けたまま外出した時に急な雨が降っても、室内に雨が吹き込む心配は少ないでしょう。

 

“軒”のデメリット

こんなに軒が良い物であればどんなお家も軒を出せばいいのにと思いますよね。
ですが、やはりメリットがあればデメリットもあるのでご説明いたします。

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・耐風性が弱くなる

台風の時の傘のように強い風が吹き上がると、軒を痛めてしまう可能性があります。

・居住面積が狭くなる

狭小地で軒を出すことになると、その分外壁がより敷地中心部によるので、
建物を小さくしなければならなくなってしまいます。

・コストが高くなる

軒が長くなるということは、それだけ材料費、人件費がかさみます。

 

まとめ

先ほども申し上げた通り、メリットがあればデメリットもあります。
ですが、軒は長い間快適に暮らしていける設計方法であると、私たちは自信を持ってお勧めします。

下記に共感して下さった方は、ぜひ新しいお家に導入してみてはいかがですか!

・冷暖房にかかる光熱費を抑えたい

・外壁の掃除などの手間を抑えたい

・軒を深く出して日本古来の美しい外観にしたい

実際に住んでみると、その快適さを実感出来ると思います。
新しいマイホームでは、軒のある快適な暮らしを楽しんでみませんか?

 

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