2019.10.03
こんにちは、工務の村上です。
本日は「 お部屋の間仕切り 」のお話です。
弊社ではお施主さまのライフスタイルに合わせて新築当時は一部屋、将来的には間仕切れるようご提案させて頂くことがございます。
今回ご紹介します住宅は市原市のT様邸にて、お子様の成長を期に間仕切り工事をさせて頂きました。
まずは下地を作成します。
木材でしっかり木枠と柱を新設し、天井の梁に合わせ固定をします。
新設した枠に合わせてパネルボードを打ち込みます。
これで下地完成です。
初日は、午前中の作業からお昼ごろにて終了です。
残りの作業は日程を改めて作業を行います。
石膏ボードのビスも職人さんの手によってビシッ!と綺麗に打ってありますね。
さすがです。
続いて、後半の工程左官工事をご紹介します。
まずは施工予定以外のスペースを保護する「 養生(ヨウジョウ) 」を行います。
この養生を丁寧に施すことで熟練の左官屋さんは「 段取り八分(ハチブ)。養生が終わったら仕事は終わったようなもんだ 」とおっしゃいます。
沢山の経験からくる言葉は重みがあります。
さすがです。
カッコいいです!
私も手伝い、養生フィルムシート マスカーで養生。
こちらはサイズが色々ありどれもコンパクト巻かれ、短いものでも高さ500mmから。
ホームセンターの塗装用品コーナーにお取り扱いがあります。
今回の使用養生フィルムシート マスカーは、天井高さ2400mm(2.4m)に合わせ、2600mmを用意しました。
ここで注目です。
もともと養生フィルムシート マスカーに備えわっている緑テープの部分は接着が強いため、扉の枠シートを剥がしてしまう恐れがあります。
その為もう少し接着が弱い青色のマスキングテープを下地に使用しました。
扉枠に青色マスキングテープを貼り、その上から養生フィルムシート マスカー。
これで安心です。
こんな感じになりました。
これですべての養生が完了。
ここから現場を一旦離れ、職人さんに託します。
養生を終え左官を始めたのは午前10時頃。
時間をまたぎ午後3時過ぎには完了しておりました。
左官屋さんより
「 終わったよー。確認しといてね。」
「あっ、片付の時にまだ乾いて無いからキズ付けない様に気をつけてね。」との連絡。
「もちろんです。ありがとうございました。」
なお 乾燥時間は、約一日位掛かります。
その間は触らない様に。
お施主さまのT様にもお伝えをさせて頂きました。
最後に扉の取手も壁に当たらない様に、扉上の戸当たり(扉を固定の位置で止める部品)も調整しすべての作業が完了。
もともと有ったかの様にな綺麗に仕上がりました。
T様にも、お子様にも大変喜んで頂けました。
また取材に伴い、お施主様のT様ご家族様、大工さん、左官屋さん。
大変お世話になりました。
みなさまご協力頂きまして誠にありがとうございました。
村上 尚
施工ギャラリー