こんにちは、コーディネーターの池田と影山です。
弊社で建てる家の外壁は『 板張り 』と『 塗り壁 』でできています。
モデルハウスの塗り壁の色は白色の為、ご覧頂いたお客様は白をご希望される方が多いのですが
『 汚れが目立ちそう 』
『 どうやって掃除したらいいかわからない 』
といったご相談をよく受けます。
そこで、 外壁の汚れについて と 外壁の掃除方法 を調べてみました。
まず、弊社の『塗り壁』をご紹介させていただきます。
『塗り壁』は(株)高本コーポレーションのウッドブリース フィニッシュコート という商品を使用しています。
こちらの商品は、耐候性・耐久性・防水性・伸縮追従性・防カビ・防藻性・耐汚耐褪色性・良メンテナンス性の全て高水準の素材になっています。
さらに、その上にはセルフクリーントップ AR を塗っています。
こちらを塗ると大気中の排気ガスや粉塵が付着しにくく、汚れを雨で浮かせて洗い流すため壁が汚れにくくなります。
※画像は(株)高本コーポレーションからお借りしました。
汚れにくい素材でできていますが、水垢汚れ・藻が発生することによって壁が汚れてしまうことがあります。
基本的には雨水が汚れを落としてくれるのですが、軒下など雨があたりにくい場所、排気口・窓などの突起物のまわりには汚れがつきやすいです。
雨水には空気中の埃や車の排気ガスによる煤が混じっているため、一定の部分を通り続けると汚れが蓄積し、目立つようになります。
また、日が当たらない場所は湿気がたまりやすく、藻が生えやすくなります。
でも、心配する必要はありません。
掃除方法をいくつかご紹介させていただきます。
今回、3種類の掃除の実験をしてみました。
これが掃除前の写真です。
築7年、約3年間掃除をしていない外壁です。
この外壁はセルフトップクリーンARで仕上げを施していないものですので、汚れが入り込んでしまっています。
では早速、高圧洗浄機を使用して水を噴射していきます。
洗剤等は使用していないので、水圧のみで汚れを落としています。
落ちたところが一目瞭然ですね。
高圧洗浄機を行う場合は、距離を30㎝以上離して使用ください。
近くで使用するとトップコートがはがれてしまい、掃除をした場所が汚れやすくなってしまいます。
非常に威力がありますので、壁の状態を見ながら圧力を調整してください。
手前が高圧洗浄後の写真です。
奥と見比べて外壁の色が全然違います。
セルフトップクリーンARで仕上げをしなくても外壁材は対候性に優れているため簡単に落とすことが出来ました。
これは、掃除前の雨だれを起こしている外壁です。
頑固な汚れにカビハイターを吹き付けて時間を置き、水でしっかり流します。
カビハイター後の外壁です。
液剤が外壁に浸透し、頑固な雨だれも落ちました。
高圧洗浄機でもカビハイターでも落としずらいスポット汚れ。
それを今回は、歯ブラシで汚れをかき出し水を流してお掃除します。
掃除前の写真です。
塗り壁の凸凹に特に汚れが目立ちますね。
掃除後の写真です。
先が細い歯ブラシを使うことで塗りがべの細部までブラシが入っていくので、力を入れず簡単に汚れを落とすことが出来ました。
細かい気になったところの掃除 / 歯ブラシ
一気に全面掃除 & 高所の掃除 / 高圧洗浄
雨だれなどの頑固な汚れ / 次亜塩素酸入りカビハイターなど
上記で掃除をすることをお勧めします。
以上、『外壁汚れ、3つの方法で掃除してみた。』でした。
影山 仁美
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