こんにちは。住宅アドバイザーの千葉です。
今回の記事は食べ物でもアイスでもなく、設計事務所っぽい記事ですよ!
突然ですが皆さん『住宅模型』ってご存知ですか?
実際の住宅の50分の1や100分の1で作る手のひらサイズの模型です。
本当は建物の設計・建設前に、形態や大きさ、使い勝手などを確認するために作られるのですが、
今回は藍舎の千葉スタジオオープンにあたり、
「入口の所に住宅模型が飾ってあったらかっこいいよね。」
という会話から、作ってみよう!ということになりました。
とはいえ模型作り初挑戦の私・・・。
そこで住宅模型作りの先生として設計部のはなちゃんをお迎えしました。
彼女は大学時代に設計事務所のアルバイト先で何個も住宅模型を作っていたそう。
非常に心強いです。では英子先生、よろしくお願いします!
住宅の展開図。
2ミリのスチレンボードと金属の定規と2種類ののり(スチノリ・スプレーのり)。
このスチレンボードがこれから立体になるとは・・・まだ全然想像ができませんね。
スプレーのりなんて初めて見ました!!
使い方は簡単、シュッと吹きかけるだけ!
しかも、貼ったりはがせたりもできるなんて・・・すごく便利!!
なんでもっと世の中に出回ってないんだろう??
・・・ってもしかして、私が知らなかっただけですか???
スプレーのりを使って住宅展開図を貼り付けたスチレンボード。まずは大枠で切っていきます。
ここで豆知識!
カッターで切っていく際は、刃が鋭角30度のものを使用すると切りやすいそうです。
また、思っている以上にすぐカッターの刃が切れなくなります。
英子先生はちょっと切っただけでボキボキ刃を折ってました。
外壁、屋根、窓、それぞれ枠からはみ出さないように慎重にカットしていきます。
ここで開始前に窓の多い家の展開図 を選んだ自分を後悔しました・・・。
じゃん!なかなかの出来栄えでしょう??
ここまでくるのに3時間・・・。
壁になる部品の土台を、厚みをなくすために切ります。
ここを薄くしてから1階床とあわせると仕上げがきれいです。
ちなみにここで使うのりは『スチノリ』。
ネバネバがすごい。
ここでアイスに目がない私の感想。
「イタリアンジェラートみたい・・・」
家の壁を組み立てたら、1階の内壁作り。高さは2.4㎝。ここも実際の高さに忠実に。
内壁が完成したら、2階床をその上に配置。
屋根のない家で熱中しすぎて画像が・・・
屋根は実際の模型の大きさを測り、軒の長さ分をプラスした長さで切っていきます。
藍舎で建てる家は大屋根が多い設計が特徴。実物はもちろん、模型もかっこいい!
表面にある展開図を剝がしたらようやく完成!
スプレーのりなので、剥がしやすいです。
でも、場所によってはのりを 付けすぎていたらしく、ボロボロになってしまった箇所もありました。
なかなかぴったりとくっつかない壁もあって、何度もやり直したり・・・。
でも失敗は成功の元、次回への反省点ですね。
なかなかぴったりとくっつかない壁もあって、何度もやり直しました。
私はこれで完成ですが、英子先生はウッドデッキにある格子なども作っていました。さすが!!
(写真がないのが残念です・・・)
さぁ、千葉スタジオオープンにむけて、あと11個作らなければ・・・!
よし。ほかのスタッフみんなも巻き込んで作っちゃおうっと♪
(結局全員巻き込んで手伝わせちゃいました☆てへ)
私たちの住宅模型が飾られた千葉スタジオへ、ぜひお越しください。心よりお待ちしております♪
施工ギャラリー