こんにちは。設計部の吉野です。
好きな漫画はスラムダンク。
神奈川県の王座を賭け、怪物牧真一率いる王者海南大付属と天才仙道率いる陵南が戦った試合、
陵南が仙道をPGに据え、仙道のパスから他4人が点を取り、ずっとリードしていました。
しかし、王者海南大付属がゴリ激似の高砂が魚住につっかけ、内に秘めた闘志ときれいなシュートフォームを持っていた神が3Pを決め、あっという間に追いつきました。
気づけば流れは海南大付属!やはり王者!
会場が異様な盛り上がりを見せる中、天才仙道は言いました。
「さすがに・・・すんなり勝たせてはくれないか・・・。そうこなくっちゃよ・・・!」(ニコッ)
あまーーーい!
・・・。
さて、そんな試合を思い出すとどうしても手に汗握ってしまう皆様。(私も含め)
うってつけの断熱材をご紹介致します。
調湿性のある断熱材、セルロースファイバーです。
断熱材『セルロースファイバー』とは
原料はどこのご家庭にもある新聞紙。
この断熱材は施工性能、防音性能、防火性能、調湿性能、防虫性能、健康性能と、
5つの要素を兼ね備えているのが特徴です。
さらに、隙間が発生しないという最大の強みもあります。
詳しくはコチラ(藍舎HP)
今回はそんなセルロースファイバーの調湿実験をしたいと思います。
まず、二つのクリアケースの中にお湯の入ったコップを入れて、
左側のクリアケースにのみセルロースファイバーを入れます。
(ただのホコリみたいですね・・・。)
要はクリアケースを家と見立てて、室内の湿度がどうなるかを検証するということです。
セルロースファイバーに調湿性があれば、
つまり湿度が下がればセルロースファイバーが湿気を吸っているということです。
夏の湿気はたまりませんからね。
準備する物は
①クリアケース 2ケ
②コップ 2ケ
③湿度計 2ケ
④ストップウォッチ
⑤お湯
コップにお湯を入れます。
僕が飲むわけではないですよ。
僕は飲みませんよ。
安心してください。
僕はクリアケースにお湯を入れるだけですよ。
それではストップウォッチを『ポチッ』とな!
特に変化ございません。
セルロースファイバー(左)と何もない(右)
どちらも湿度60%です。
「白組も紅組もどちらも頑張ってください」
と運動会だったら言われている状態です。
いい勝負!
(ん・・・あれ!?)
セルロースファイバー(左)が湿度64%で、
何もない(右)が60%です。なんで!ありえないわ!
でもセルロース側が明らかに曇り出していますね。
そう!これが湿気です。結露です。
まぁ、なんということでしょう!(悪い意味で・・・。)
その時、仙道の言葉を思い出しました。
「さすがに・・・、すんなり勝たせてはくれないか・・・。そうこなくっちゃよ・・・!」(ニコッ)
ということで、もうしばらく放置・・・。
両方ともググッと数字を伸ばしてきましたね。
お湯ですから!(天才みたいに言うんじゃない!)
セルロースファイバー(左)が86%で
何もない(右)が89%ありますね。
ここでセルロースファイバー側の湿気が初めて下回りました。
下回ったということは悪いことではなく、良い意味です。
空気の湿度が少ないということはセルロースファーバーが湿気を吸ったという事です。
素晴らしい!
見た目もセルロースファイバー(左)の方が、結露してないですよね。
ケースは汚いですけど・・・。右の方は完全にスモーク状態です。
これが車のフロントガラスだったら、運転できません。
セルロース(左)82%で何もなし(右)が88%です。
6%も違います。
ケースも見ての通り!
セルロースファイバー(左)の箱はホコリみたいなセルロースが丸見えです。
右側のケースはまだ曇っていますね。
これだとまだ運転は難しいですね。
慣れた道ならなんとか・・・。くらいですかね・・・。
これこれ~!
セルロースファイバー(左)が70%で何もなし(右)が76%です。
やはり6%の差が継続してあるようです。
そして、長い戦いの末・・・。
セルロース圧勝でご満悦!
いや~素晴らしい結果でしたね。
湿度が6%も違うなんてすごいことですよ。
最初にセルロースファイバー(左)側の湿度が上がってしまったのは、
セルロースファイバーの質量があるため、箱の容積が右の空箱に比べて、
小さかった為と思われます。
それはさておき、湿度6%とは、
体感温度で考えますと1~2℃も違うという事です。
これは全然違いますよ~。
陵南の仙道でいうと、海南戦と武里戦くらい違います。
海南戦では王者牧との1対1で大分ポッポしていましたが、
武里戦ではベンチで涼しい顔して応援していましたからね。
やはり湿度は天才仙道にとっても天敵という事でしょう。
それを難なく吸ってしまうとは、セルロースファイバー恐るべし・・・。
施工ギャラリー