こんにちは、営業の石川です。
マイホームの打ち合わせにおいて、忘れてはいけないのもの。
それは『照明』です。
打ち合わせの内容を大きく分けると、
①間取りの打ち合わせ
②素材や色の打ち合わせ
③家具の打ち合わせ
④照明の打ち合わせ
⑤外構の打ち合わせ
この5段階に分けられます。
間取りや色、家具などは、なんとなーく想像し易いかと思いますが
『照明』の打ち合わせって、なかなか想像しづらくないでしょうか。
実は照明の打ち合わせって、照明器具を決めるだけではないんです。
『照明器具』、『スイッチ』、『コンセントの位置や数』など、電気関係の事も含めて決めていきます。
間取りや素材、家具などは奥様主導で順調に決めていかれたご家族も、
ほとんどの方がここでつまづかれてしまいます。電気関係が苦手な女性の方も多いですもんね。
ではどうすればいいのでしょうか。
そうです。ここは世のお父様方の出番です!!
「色を決めるのは苦手だけど、電気関係は任せておけ!」というご主人!
ここで挽回しちゃいましょう!
そこで今回は、プロの照明プランナーさんに聞く
“照明の打ち合わせのときに知っておきたいポイントについて”ご紹介しようと思います。
今回お話しを伺った、照明プランナー(株式会社シスコムネット)の相馬さん
藍舎モデルハウス
一番初めに決めていくのは、やはり照明器具。
どんな場所にどんな灯りがほしいのか。一つ一つ決めていきましょう。
最近では色が変化する進化したLED照明など、新しい照明器具がどんどん増えています。
いいものみると、つい使いたくなっちゃいますよね~。
そこで相場さんが一言。
「あらゆる物が集中するリビングでは、照明器具の数も多くなり、
どうすればいいのか分からなくなってしまう方がほとんどです。
照明器具を限定して、ある程度数を絞る事も大切ですよ。」
あれも!これも!で、照明の数が多くなるうちに、
結局は使いづらくなってしまう方が多いといいます。
新しい製品やかわいらしいデザインに目が行ってしまいがちですが、
その気持ちをぐっとこらえ、そこでの生活を具体的にイメージすることで
“必要なところに必要な灯りを”選ぶことが大切です。
「ここでは本を読みたいから、手元を照らす照明が欲しいな」
「ダイニングはみんなで囲むから、ちょっとおしゃれな照明が欲しいかも」
「リビングはすっきりさせたいから、照明の数を増やしたくないな」
など、そこでの生活を出来るだけ具体的にイメージしてみてください。
ポイントを抑えることですっきりと使いやすい照明が選べるはずです。
照明を選ぶときのポイント
“必要なところに必要な灯りを”
そこでの生活を具体的にイメージして、数を絞りましょう。
キッチン周りのスイッチの一例
照明器具が決まったら、次にスイッチの『形・位置・高さ』を決めていきます。
通常は床から120㎝の高さに取りつける事が多いのですが、取り付ける場所や用途によってそれはさまざまです。
例えば・・・。
「ここに机を置きたいから、手元灯のスイッチはすぐ届くところにあるといいな」
「今まで住んでいたアパートでは使いやすかったから、位置も同じようにしたいな」
「夜暗いところでも分かるように、灯りが灯るスイッチなら便利だな」
などなど。
まず、今お住まいの住宅のスイッチの位置を一つ一つチェックしてみてください。
そうする事で、使い易い位置とそうでない位置を発見できるはずです。
使いやすいところは生かしたまま、使いにくいところを改善していきましょう!
スイッチを決めるときのポイント
まずは今の生活を具体的にイメージする。
そこで使いやすいところは生かす。使いにくいところは改善する。
コンセントは一般的に、床から250㎝の高さに取り付けます。
数も多いので、しっかりチェックしていきましょう!
キッチンでいえば、レンジやトースター。
リビングでいえば、テレビやレコーダー。
家電の位置を確認するのはもちろんですが、
忘れがちなのはウォーターサーバーやホットプレートです。
アパートやマンションでは、延長コードを使って使用されている方も多いのではないでしょうか。
オリジナルの家だからこそできる、便利な空間を作りましょう!
コンセントを決める時のポイント
オリジナルの家だからこそ、自由にコンセントの位置を変えることができます。
新しい生活を具体的にイメージして、便利な空間を作りましょう。
照明の計画は、100人いたら100通り。一人一人違います。
大切なのは“今の生活を思い起こしてみる”事。
「ただいま!」から「おやすみ~」までを想像してみてください。
その中で必要なもの、そうでないものが発見できるはずです。
電気設計はお住まいの環境やさまざまな家電機器により、便利にも不便にもなります。
まずは今の生活を想像してみてください。
その中で生かしたいもの、改善したい事が見えてくると思います。
それは100人いたら100通り、おひとりおひとり違います。
生かしたいものを教えて下さい。
改善したいところは、私たちプロがしっかりアドバイスをしていきます。
一生に一度の買い物ですので、ぜひ、楽しくお打合せをしていきましょう!
以上、相場さんからのメッセージでした!ありがとうございます!
お話をお伺いしましたのは、石川と、新人永井でした!
石川 美波
営業部 / Business Department 昭和61年
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