前回の地ビールツアーに引き続き、今回ご紹介する千葉県産の地ビールはコチラ。
アクアラインやアウトレットがある港町、木更津。
ソングバードビールは、1年前にご夫婦で始めたばかりの地ビールです。
以前ビールを多く扱う飲食店に勤務されていたご主人と、バーテンダーをされていた奥様が始めた小さなお店。
クラフトビールと一緒に奥様がご自身で燻したコーヒー豆も販売しています。
「こんにちは~!」
取材をしていると、向かいの渡辺さんが訪ねてきました。奥様が作ったコーヒー豆を買いにきたのだそうです。
創業、1年目。短いながらもすでに、ご近所さんや県外からも買いに来るほどのお店にまで成長しています!
これは期待大。笑顔が素敵なご夫婦が営むお店なので居心地も最高です。
―木更津でビール造りを始めたのは、おじいさんの家があったからです。畑をやりたいっていうのもありました。今は玉ねぎとかつくってますよ。ご近所は皆、何かつくって物々交換とかしているんです。ウチの場合は、野菜がそんなにないので、代わりにジャムをあげたりします。木更津はそんな感じでほんとに良い所ですよ。
取材中も、コーヒー豆を買いに来たお向かいさんが、一緒に取材を受けました。憩いの場になっているんですね。
自分も住んじゃいたくなるような、あったかいお話です。
しかし、それ以上に気になったのがコレ!ストーブ!
な、懐かしい!
よくいましたよね~消しゴム燃やしたりして怒られるヤツ。
以前はビール専門の飲食店で働いていたご主人。ビールを造り始めたのはアメリカの地ビールが全世界に輸出された2007年頃。
当時、はじめて口にした時の衝撃は今でも忘れられないみたいです。
―アメリカには約4400の製造所があり、自分の家で醸造する事が合法化されています。
家でビールが造れるんだなってところから始まりました。ビール造りがうまくなるためには数をこなさなきゃ。実験したい事がいろいろあって、今は未来に向けて形を造っている最中です。
やりたい事を一つ一つ形に・・・ここは実験場ですね。
うまくいけばもうちょっといい設備が買えるし、うまくいかなくても楽しい。気楽にやりたいんです。
と、話しながら紹介してくれた実験室。塩谷さんも真剣!
―ビールの90%は水。だから水質はいじらないって決めてます。
水は重要だからこそここを反映できるビールにしたいです。
ウチは地ビール会社。他との違いを感じてほしい。副原料に直売所で仕入れた果物を使ったりと、木更津でつくる地ビールにこだわって造っています。
―定番は酵母が違う2種類と、それ以外のビールは常に新しいものがあるようにしてます。
地ビールって少し価格が高いので、いらっしゃる方は1カ月や2カ月に1度。
1カ月に1回きたら新しいビールがあるようにしてます。ある時は7~8種類ありますよ。
ハーブを使ったビールがありました!めずらしいですね。
ラベルもとってもおしゃれなので、インテリアにしてもかわいいかも。
嬉しそうですね~。
「最高です!!」と心の声が聞こえてきました。
樽からも直接飲ませてくれましたよ~。
見てくださいこの嬉しそうな顔。もう今日は会社に帰れませんね(笑)
みんな、マジでありがとう!地ビールを飲んだら仕事の疲れも子育ての疲れふっとんだよ!
でも帰ったら、奥さんに怒られました・・・。
という話は置いておいて、手作りの温かさに触れるクラフトビールは本当に最高です。
それぞれの味もさることながら、作り手の人柄に触れることができるというのも魅力の一つだとわかりました。
千葉には他に3か所の地ビール工場と、日本酒やワインのお店もあるそうなので、引き続き皆で行ってみたいですね!
ソングバードビールさんへは、木更津のアクアライン、三井アウトレットパーク木更津から車で20分程度です。実験場と自称するのも納得できる珍しいビールに出会えます!お近くを通りがかったら、是非立ち寄ってみてください!
塩谷さんイチオシ商品。イギリス産麦芽のうまみと、ハーブの様なホップの香りと苦味が特徴です。
石川 美波
営業部 / Business Department 昭和61年
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