藍舎の家をメンテナンスしました。

2018.02.22

工務の塩谷です。

OB様含め、お客様からメンテナンスの話などいろいろ聞かれることがあります。


その中でも断トツに多いのが『内装仕上げ材の漆喰の話』
ヘアークラック(細いヒビ)の直し方は以前にご紹介させていただいたのですが、今回は『角部分の漆喰が欠けてしまった場合のメンテナンス方法』等をご紹介したいと思います。

さっそくですが、修繕対象となる漆喰の欠けを藍舎モデルで発見しました。

 

 

 

ちょうど腰の高さと足元の高さ。

荷物運びの際にぶつけたり。

掃除機をかけている時にぶつけたのでしょう・・・(あるあるです!)

 

 

 

用意する物


 

(用意する物)

・漆喰

・紙コップ

・雑巾

・プラスチックのヘラ

 

以上で挑みます!

 

 

それではやってみます!

 

まずは漆喰に少量ずつ水を入れてマヨネーズくらいになるまでよく混ぜます。
注意すべきは水の量。

加水は『ちょっとずつ』がポイントです。


今回は、漆喰修繕初体験の素人さん、倉富君に直してもらいました。


 

慎重に水を少しずついれていきます。

 

 

念入りに混ぜ混ぜします。

下のほうに粉が固まりがちなので、しっかりとすくいながら混ぜましょう。

 

 

指に漆喰を取り、角の欠けた部分に塗っていきます。
多少出っ張るぐらいでOK。

豪快にもりもり付けていきましょう!

床にこぼしてしまったらすぐに拭き取ります。
※ほっておくと黒墨になってしまうので必ずすぐに拭き取って下さい。

 

 

修繕部分に漆喰を盛ったら、プラスチック製のヘラ登場です。
ヘラを使って、角が出るように余分な漆喰をならしていきます。


 

写真のように平らにヘラを当て、盛られている漆喰&余計に付いてしまっている漆喰を取り除きながら角を整えていきます。

乾いたら色も馴染んでいきますので、多少の残りはOKです。

 

 

完成!

今は2色に見えますが、漆喰から水分が抜けて乾くと同じ色になります。

なのでこれで大丈夫です。
これで倉富君も直せるね・・・はい!

 

 

乗ってきたので、次は床凹みも直しました


今回は『木工パテで床の凹み補修』

床の凹み部分にパテを盛り、先ほどのプラスチックヘラで整えて紙ヤスリをかける方法を行います。

ヤスリは目の細かい物を使いましょう。

 

使用したのは、セメダイン木工パテA タモ白

 

 

気になる箇所へ、直接ちゅーっと塗布をし、塗り込みます。

 

 

ヘラでならし・・・

 

 

やすりで表面を整えます。

 

写真だらけになってしまい、すいません。
うまくいきました。

自分でもびっくりするくらいに直ったので満足です!

 

水回りメンテナンス

 

最後は床材に使っている蜜ロウワックスを水回りに塗って終わりたいと思います。

 

 

お引渡しの際、皆様にお渡し『水回りへ半年に1回位は塗って下さい』とお願いをしています。
汚れにくくする事や、水の飛び散りが考えられるのでワックス効果で防水する為、お勧めをしています。

 

 

雑巾に少量とり『けちけち』塗り伸ばしていきます。

沢山の量を一気に塗ると木目に目詰まりしたり、ムラになってしまうので、『けちけち』とうすーく伸ばしていくのがポイントです。

 

 

まとめ

2代目藍舎モデルハウスが出来てもうすぐ1年になります。
今度は外回りのウットデッキなどをメンテナンスしてみよかなと考え中です。

今回行った漆喰の欠け補修などはご家庭で簡単にできますのでご参考にしていただけましたら幸いです。

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